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ワラント債(bond with stock purchase warrant)とは

ワラント債(bond with stock purchase warrant)とは
新株引き受け権付き社債のことです。社債とワラント(新株引き受け権利証券)が一つの券面になっている債券として、企業が発行したものです。その権利とは「決められた期間内に、決められた価格、数量の株を買うことができる」ことです。昭和57年の商法改正で認められましたが、当初はまったく人気がなく、非分離型のみ発行されていました。その後、社債とワラントのそれぞれを切り離して、別々に、流通、取引可能な分離型が主流となりました。そして昭和末期から平成にかけて、低金利を反映し、発行額も大幅に増加しました。流通の形態は以下の3つです。①社債とワラントが切り離されず、一体で売買されているカム(CUM)ワラントが、東証に上場されて、転換社債のように、額面100円について、円銭による価格表示の下で、取引されるものです。②社債から切り離されたワラント(新株引き受け権利証券)の単独売買が、東証に上場されて、同じく額面100円について、円銭表示により取引されるものです。③ワラントの切り離された社債が、証券会社において店頭取引されているものです。取引値は店頭株同様、証券業協会が公表する気配値が基準とされています。社債は取引価格が額面より下がれば下がるほど、償還差益(購買価格と償還価格の差益)が手に入るので、長期ながら、高利回り商品として、投資対象とする向きもあります。ワラント債に付与されている新株引き受け権は、新株を購入する権利ですが、株価は債券発行時に決められ、変更されないので、権利行使価格として基準とします。一方、払い込み金額は、これもあらかじめ決められた社債の額面に対する率、付与率を基準とします。ハイリスク・ハイリターン商品で、相場が右肩上がりのときにこそ有利な債券です。平成14年の商法改正で新規発行は停止、ワラントと社債が一体として売買されるものは、新型予約権付社債、分離型は新株予約権と社債を同時に発行する形となります。新株予約権付社債および新株予約権は東証に上場されて取引されます。


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